Tooru Hayakawa Tooru Hayakawa

つ。

久しぶりの日本映画。佐賀の自然をジンジン感じれるほど佐賀満載。ありがとうYu監督。

この映画は何か完全体じゃなくてまだまだ子供で完璧になりたいけどなりきれなくて、そもそも劣等感の塊だし、自分がどうしたらその目標の自分になれるかなんてわかんなくてどうしようもなくもがいている何かが溢れんばかりの映画だ。映画は何章かに分かれていてガラッと章ごとにトーンが変わる。青春映画であったりバイオレンス映画だったりドキュメンタリーだったりファンタジーだったり。最初につくる映画の気負いよりはいい感じの調子の脱力感が自分を心地いい夢見心地に誘ってくれた。そんななかでも青春の瑞々しさを描くことの難しさが同時に出たのかなとも思った。

俳優経験がほぼない方々で撮影していると聞いて、リハーサルを8ヶ月重ねたと言うのを聞いてYu監督の本気度と執念を感じた。

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New York Old Apartment

アメリカにおける移民数(不法移民は約1,150万人)は世界の中で見て圧倒的に多く難民数や定住受付数も相当だという。

主人公は相当な苦労をしてアメリカにやってきただろうペルー人の優しさあふれる母と双子の兄弟の3人だ。この3人が自国を逃れてまで描いた夢を容易には想像できない。物語の要所要所には二人の青年の青春が散らばっている、何気なく。透明人間ていうセリフも好きだけれど、この物語においては見落としがちな一つ一つのことに関わってくる青年二人の心の叫びなんだろうな。演技経験は

そんな慎ましく暮らしていた三人の生活にいろんな変化が至極自然に大人しく訪れる。こうゆうことは突然だがいつでも起こることだと思った。この三人のバランスが良く作用するのかどうかなんていうのはまるっきり想像はできない。ただ言えるのはこの今を三人が輝かしく生きたいということだけなのであろう。それしか望まない。

この3人のまわりでは同じような境遇の人々が自然に生活していて、皆一生懸命日々を生き抜いている。人生とはサバイバルなのだ。

監督は自身の移民体験の経験から得た感情や体験の産物がこの作品を作るきっかけになったと語っている。

監督のコメントに好きな言葉があった。

「希望はわたしたちを無防備で愚かにし、私たちの最大の欠陥になり得ると同時に人間の最大の美徳の一つでもある」

希望の表裏を描きつつ、アメリカンドリームの疑問を描いた作品であると。

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FALLEN LEAVES

自分として、いつもその映画の気になった部分をググるくせがある。

今回はフィンランドの恋愛事情というのをぐぐってみた。フィンランド人男性:自己中心的、マイペース、空気が読めない、ミステリー、優しいけれど掴みどころがない、ファッションセンスがない、内向的、シャイ。。。はい。とてもこのストーリーから読み解けるためそういった部分は楽しく観れます。

フィンランド人女性:シャイ、パーソナルスペースがとにかく広い、自分の世界観がある、自己主張がない、時間をきちんと守る、結婚後も働く、離婚を躊躇わない、贅沢はしない、賢そう。

異文化を体験するには旅が一番いいと思うけれども、映画って手っ取り早く異文化を知れるので本当に面白い。

アキ・カウリスマキ作品を初めて観た。あ、こうゆう作品を作る人なのねという感じで。なんだか、なんというか、まぁ一定層のファンがつくだろうなというところで面白い。実に滑稽だよねという感じで。愛を込めて馬鹿馬鹿しい。とても。

登場人物が実に間抜け、なんかバカ丸出しな感じ。ふざけすぎている。フィンランドという国を変に勘繰ってしまう。え?どうゆう人たちの集まり?的な。フィンランドといえばムーミンなのに(勝手なイメージムーミンはクリーンなイメージ)その空気感が全くなくまさに真逆。

ちなみに隣のカップルの女子。おそらく映画好きの彼氏に連れてこられたんでしょう。最初から彼氏にもたれかかり鑑賞。いや〜そりゃすぐ寝ちゃうでしょ?と思ったらすぐに寝ていた。笑思った通りになったから面白い。アキ・カウリスマキ監督作品を見る体制(ある意味?)バッチリだな。なんかハマっちゃいました。

面白いかと言われたら映画好き?コアな人にはハマる。マーベル好き、ただのアクション付きがバカとは言わないけれど、わかりやすい作品が好きな人には眠くなるのであろう。というかあざといシーン、セリフが何気に多いのだよなぁ。。。

こうゆう感じかぁアキ・カウリスマキ。結果過去作品も観ようと思います。

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FIRST COW

淡々と物語が進行していく映画でうっかりすると重要な部分を(気を失う)見逃しそうなくらいスローな映画。

ネタバレになるが冒頭の白骨化したいがエンドクレジット後にそういえばこのラスト。。と繋がることに苦笑する。何も気にしなければ気付きすらしない繊細な描写が多い。メッセージ性がないと言われたらないことはない。そうだスルメみたいな映画だな。名作とはいえないがこの場面を、このカットをもう一度観たくなるような味わい深い作品。つまるところ玄人映画ということであろう。

ロケーション部の観点からするとハコモノが少ない映画で探すのが楽そうに見えてやはり屋外ロケーションを探す方が難解なのだよな。

形がない物を想像していくのにその形がない物を創造して一本の映画にするのだから。

ある意味コメディー要素もあるこの映画で友情も描いたハートウォーミングな感動シーンもあり、ファンタジー的なカットもある本作品

やはりスルメ映画である。

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Cloves & Carnations

鑑賞後にパンフレットを読んだり記事を見たくなる映画。映画は自分の解釈で感銘を受けるものなので。

物語はとても静か。動きがだいぶない映画。アクション好きには耐えられないような映画だろうな。

上映中ある意味職業柄なのか、時計を見る癖がありこの件まできて60分かぁ(103分の映画)と思った。ほぼ半分以上を亡くなった妻の棺を故国へ運ぶおじいちゃんと孫の歩いているか、親切心で二人を車に乗せる運転者との交流の場面。

イスラム教には人間が真実の生を生きるのは死後の世界であると考えられているとのことで死者と生者の区別はなくむしろこの映画で描いている現世は夢の中の世界のようだ。まさに主人公二人が歩く道程は現世と来世を結ぶ道なのであろう。その道を歩きたどり着いたその場所は。。

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BENEDETTA

偶像崇拝とは、「偶像を信仰の対象とし崇拝すること」

自らの人生が終わるときに自身の行いを正しいと思えるように常日頃から敬うという行為をすることなのだろうか?自身の身体の一部として取り込みたいと願うものが偶像崇拝なのか。同化することを意味するのだろうか。建前と実体の乖離は何においてもあることだとおもうが、彼女においてのバルトロメアは果たしてどうゆう役割で近くに置いていたのか?

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AS BESTAS

AS BESTASとは野獣。邦題はそれでいて理想郷。これはなかなか面白い。淡々と観続けてしまうと正直なにも面白くない作品だと感じるはずだ。大方その見方が正しいのであろう。と決めつけるのも良くないのだが決して瞬きはしてはならない。

まるきりその常識を覆されてしまう138分だ。あまり見たことがない2部制。前篇は片方から見れば開拓者と先住民。後篇といえば図式は同じで変わらないが物語全体の図式のバランスが変化していて、ここからラストにどう繋げていくのだろうという途中経過としてはある種意味不明の展開に感じるであろう。この作品がフランスとスペインの合作ということでその国民性も垣間見えるようなシーンが多く観られるので話の筋とは違うところの視点で見るとこれまた面白い気がする。

伏線的なものが多いのだけど、基本淡々と進んでいくのでドラマティックさには欠けるのだけど、本当に見終わった後色々考え出すと答えが見えない映画になっていた。

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SICK OF MYSELF

新宿武蔵野館 16:25分の回

自己愛性パーソナリティ障害を患う厨二病

少しばかりの愛情を持って接することが出来るのかなぁと観進めてみたならば、、それはちと間違いかもしれない。

計画的な完全犯罪を行ったにもかかわらず名探偵コナンにはお見通しなんだよなぁというオーディエンス映画。

彼女の欲求を満たすものはなんなのか。過去に感じたなにかとても悲しかったという感情の事象に見合う劣等感が彼女のエネルギーであり前へ進む意味を与えてくれるカンフル剤なのかもしれない。

注目される方法はいくらでもあるが、自分の体をいじめ抜いて得る快感はいかほどのものなのか。

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ENCORPS

アメリカ映画のアプローチとは違う演出方法で成長と解放を描くフランス映画

主人公のエリーズは挫折などなく自己の成長と全てプラスに変えていた。出会う人、もの、瞬間がすべての心のメンターで自己解放に溢れる映画だった。要所要所でなぜだか面白い演出?が入るがトータルフランス人の気高い知性が見てとれた。

観客は目の前のエリーズ(公演)のダンスにただただ酔いしれるだろう。

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Ballad of a White Cow

不条理さが溢れている。どのように自分の感情をコントロールしたらいいのだろうと主人公の心情を痛く想像してしまう。

自分の愛する夫が冤罪とわかり、「死人を生き返らせることはできない。これも神の思し召しだ」という説明?説得で納得しろという。言われてしまう。

思し召しを調べると、人智を超えた運命・定め・天命だという。とても呑み込むことのできない説明だ。人の日々の生き死自体も整理がつくものではないのに間違いで愛する人を合法として扱った死刑(殺人)でいのちを奪うのだ。

絶対的な宗教の教えに則って全てを合理的に解釈し、律することはある一定というものに照らして良しとし、ある一定の見解で悪いと見做される。至極不安定で不均衡なものだ。平等にということもなんの解決ともならない合理的な解決の一つとされてしまう。

つまるところなにかの拠り所を求めながら人はかけがえない一瞬一瞬を積み重ねて均衡を保っていくのだろう。

情けないがそのような感想だ。

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旅するローマ教皇

ローマ法王と教皇 どう違うのだろうと思ったら同じだという。教会内での呼称は教皇を使用する。教皇の職務を表す字にふさわしいということだ。

教皇は謙虚に物事について語り、自省し、示す。人間である自分が感じることをただ述べるのだ。面白さもなくドラマチックでもない。事象を教皇自身の考えを目の前に伝える。ただそれだけだろう。

人は無意識の煽動のなかに感動を得て、共鳴し心酔する。

迷いほど人間らしいことはない。

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FASHION REIMAGINED

エイミーは異端者などではない。ラブストーリーを紡ぐAuthorなのだ。彼女の幼少時代を回顧する場面では思いもかけず涙してしまう。

個が少数という考えというよりも大衆に揉まれていることこそがまぎれている個であるのかもしれない。

彼女の旅路に容易さはなく苦難の連続。求められるものを作り出すのではなく愛する気持ちを引き出すのだ。これはまさにラブストーリーである。

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The Killing of Kenneth Chamberlain

アメリカは自由の国だと物心ついた時から耳慣れた言葉だった。しかし、海外に興味を抱いた時から色々な情報に触れ(英語がまともに理解できるようならもっと深く理解できるのであろう)不自由な国なのかなと解釈は変わった。

日本は曖昧さが良いとされるがアメリカでは自分のアイデンティティを強く発信しないと生きていけないようだ。命懸けだ。そこに人種差別ときたらどうしたら良いのであろう。正とされる権力を得てしまえば、結末がよかれ、悪かれ、自分たちの気分が落ち着くまでは老若男女関係なく右向け右をしなければ納得しないのであろう。生易しく誰かに「してはいけない教育・訓練」が厳しいのだろうな。

主人公というかこの映画の被害者は何もしていない、見た目で最初に黒人だからとなにかフィルターを通してもみられていない。ただ家で寝ていて何か身体にあった時の通報サービスが作動してしまっただけだというのに。昔、警察となにか嫌な過去があったのだろう。直接顔を合わせてやり取りすることを拒んでいるのだからそれほど嫌な過去だったということであろう。息子から、娘からの電話、姪が心配になり駆けつけても自分のファミリーには何かあってはいけないと自分で納めようとする。でも、それが悲劇に繋がるとはなんて恐ろしいことだ。何が自由の国なんだろう。下調べもなしにただの安否確認からムカついたという理由でどんどんエスカレート。警察に屈服しないから懲らしめてやるという意識が強い。とても強い。なぜアメリカは大きく変えられないのか。

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熊は、いない

この世界には色々な都合が溢れている。

都合、事情、慣習、習わし、教育、しきたり、風習、規則、規則、条例、条約、政令、法律

どんなものでもその時代に即して自由な物であるべきなのだと思うが、その自由にもいくつかの溝は生まれるのだ。

溝がなければそのままの溝にいつもの水が流れ、それが大きな水流となる。その溝の筋を変えたければ新たに溝を掘り道筋を変える必要がある。不自由さが時として皆の自由になるが一人の自由かというと違ったりもする。

日本にも自由もあり、不自由もある。だが度合いを超えて自分を表現する自由があるのに表現をしない自由もありそれを選んだりと。

そんなイランへの興味は日に日に増してならない。

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福田村事件

エンドロールでしばらく呆然として動けませんでした。眩暈に近い感覚。個が大衆に搾取され個など無くなっていて恐怖でした。でも大衆の中から冷静さを自分の心に導き出せるのかというのはとっても難しい判断なのかもしれない。状況に狂わされてはいけないのだ、なににも。

関東大震災がひとつの引き金になったのだろうけれど様々な土着からの偏見が大きな過ちに繋がることは恐怖だ。正しいということよりも公平に見つめる目が大事だと思うのだ。

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犯罪都市

このマ・ドンソクさんめちゃ強い。笑えてくるほどに面白い。スルメみたいな役者ですね。

なんだろう、全然こうゆう映画見ないのですが(そんなことはないかも)最後まで不安を感じさせない強さ。ただ強すぎる。

敵が弱く感じる。なんかすみません。それに尽きてしまいました。

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CLOSE

今日は『君は行く先を知らない』からの2本目。新宿武蔵野館で同じ席に座り鑑賞。

大人の階段て下っていくものなのか、上がっていくものと教えられたつもりが、加点するのではなく減点することだと知らされたようだ。レオとレミの世界はいつでも正しい。だれにも何も言われたくない。何も悪くなんてないよね。

若いストレートな残酷さと大人な残酷さはとても違う。

ただ、ただそのままでいい。

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君は行く先を知らない

自分の一番大好きな映画館 新宿武蔵野館で鑑賞。火曜日12:00~の回 20名。一度で深く理解できなかったのが後悔、もう一度行くのかも。

この人のお父さんはイランの巨匠ジャファル・パナヒ監督。物語には終始荒涼とした景色が流れていて、ふとキアロスタミの映画を見ているような錯覚に陥る。雰囲気も似ていたのでそう感じたのかも。

なんとなぁく不穏な空気感が流れていて、なんなのかなぁと思うのだけど、その答えは直接的には明かされず、あぁこれはこうゆうことで、あの部分に繋がっているのかなと全て推測で終わってしまう。コミカルな要素も混ぜているのだけど、そのコミカルさもブラックな感じでイランの日常を描いているのかなと思うととても興味深い。

お兄ちゃんがなぜ離れなければいけなかったのか相当に重い事情があったのだろうけど、これを詳細描くことでこの作品もまた上映禁止というような事態になるのか?それであればどんどんイランに(イランという国に)興味が湧く。少し前に上映していたスパイダーキラーもそうだ。あれもイランでは撮影せずに(イランで撮影していたらなにやらえらいことになっていたかどうなのか)

暗号が散りばめられているかのようにイランの音楽が流れその曲、1曲ごとに母は気持ちを込めて歌う。父は何やら関心を持たないような表情を終始作る、そう自分に言い聞かせるように。弟はずーっと無邪気な子供として画面いっぱいに登場して全てに対して対照的だ。それもまた全てを知ることになれば辛い対比になるのだろう。あともう少し描けばいいのにそれがあることで色々難しいのであればそんなイランがとても気になる。

うん、もう一度見たい。家族にもう少し寄り添いたい。

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To Leslie

この主人公のレスリーがとにかく苦しい。ただただ歯がゆい。

人生とはそれほど思い通りにはいかない。体現しなくていいのに。自分が生まれ育った町なのに嫌いになることはとてもつらい。

いつだって壊れやすい彼女の心も終盤に向かっての気持ちの変化が本当に苦しくて辛い。地元のお祭りの場面が一番辛いなぁ。

最後のシーンでの流れを見る限りは親友は今でも親友。愛する息子はいつまでも愛する息子なんだなぁって思った。

結果ファミリーなのだと思った。

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さらば、わが愛 覇王別姫

激動の時代と共に生きた小楼と蝶衣。女郎の息子として生まれ、母親から捨てられるように京劇の養成所に預けられる。男社会の中で女性ぽさが際立っていたせいも相まっていじめられるが、石頭というあだ名の先輩少年だけは彼?彼女のことを気にかけてその後の一生を一緒に歩むことになる。今の中国でこのような映画を生み出すことは考えられないと思うのでものすごい色んな組み合わせが揃った秀作だなぁと思った。

レスリー・チャンがゲイ公表をしたのが1997年のブエノスアイレス以降ということだが、そうすると本作ではまだその事実は明かされていなかったのか?そうなんだろうな。1997年に不良行為にあたる流氓罪が廃止されたらしい。ということはそれまでは犯罪で罪として捉えられてきた。彼が公表したのが1997年ということはその後に公表したということであの艶やかな役は彼の内にあった部分が見事に出たのかなと思った。ドキュメンタリーだと思っていた作品はあるいみやはりレスリー・チャンのドキュメンタリーだったのかな。

確かに長い。長いです。でも世界観に浸れてよかった。とても美しい叙事詩を見た。

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