つ。

久しぶりの日本映画。佐賀の自然をジンジン感じれるほど佐賀満載。ありがとうYu監督。

この映画は何か完全体じゃなくてまだまだ子供で完璧になりたいけどなりきれなくて、そもそも劣等感の塊だし、自分がどうしたらその目標の自分になれるかなんてわかんなくてどうしようもなくもがいている何かが溢れんばかりの映画だ。映画は何章かに分かれていてガラッと章ごとにトーンが変わる。青春映画であったりバイオレンス映画だったりドキュメンタリーだったりファンタジーだったり。最初につくる映画の気負いよりはいい感じの調子の脱力感が自分を心地いい夢見心地に誘ってくれた。そんななかでも青春の瑞々しさを描くことの難しさが同時に出たのかなとも思った。

俳優経験がほぼない方々で撮影していると聞いて、リハーサルを8ヶ月重ねたと言うのを聞いてYu監督の本気度と執念を感じた。

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